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炎石(通称エネルギーボール)

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【炎石(ほうせき) ― 非燃焼型次世代炭素材】
炎石(ほうせき)は、合同会社双晶が開発した非燃焼型高機能炭素材であり、従来のバイオ炭や炭燃料とは一線を画すマイクロ波誘導発熱技術との親和性を持つ新素材です。
本製品は、燃焼反応を一切伴わず、マイクロ波エネルギーによって自己発熱を開始し、蓄熱された熱を遠赤外線(放射熱)として安定的かつ持続的に放出する特性を有しています。このため、燃焼による排ガスや有害物質を発生させることなく、クリーンかつ制御性の高い加熱源として利用可能です。
炎石(エネルギーボール)を利用した熱利用機器

エネルギーボール熱利用ユニット
EB発熱イメージ

炎石発熱状態
内部に赤く見える炎石
01
■ 技術的特性
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マイクロ波誘導発熱:外部からのマイクロ波照射によって自己加熱を開始
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放射熱持続性:蓄熱後、外部電力なしで一定時間熱を放射し続ける
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非燃焼型構造:酸素を必要とせず、燃焼ガスを一切発生させない
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高密度構造:成形処理により、高い熱保持力と機械的耐久性を両立
02
■ 主な応用領域(開発対象含む)
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遠赤外線加熱装置・乾燥炉の発熱素子として
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低酸素環境下での加熱用途(例:密閉式乾燥器、低酸素加工環境)
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再生可能エネルギー熱源としての実証利用(例:農業加温、水産養殖)
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マイクロ波制御ヒートマネジメントシステムとの統合開発
炎石は、炭素材料としての蓄熱性と、非燃焼熱源としての放射特性を兼ね備えた、新しいカテゴリの機能性炭素材です。
特に再生可能エネルギーの熱変換効率を高める部材としてのポテンシャルが高く、燃料転換、クリーンヒーティング、エネルギー制御技術を展開する企業にとって、次世代のコア素材となる可能性を秘めています。
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